治療理念について
今回のクリニック開業にあたって、ぜひとも実現したかった点は、「自分や家族がかかったとして、ぜひ、かかりたいクリニックにする」というものでした。
特に、生活習慣病の診療は、疾患をお持ちの方の生活と密接に関係していますが、人間は病気をコントロールするためにだけ生きているわけではありません。
えてして、「~してはいけません。」や「~しないといけません。」などのような指導の言葉でくくられやすいですが、実際にはご自身の生活が主であり、医療はそれをサポートする役割なのだと認識しています。
そのため、個々の方に相談しながら診療を決めていく方針を取ります。
当然、お任せがよろしい方にはお任せしていただいて、その時点の標準療法を行います。
27年間の経験は、思い返してみても、多岐な疾患を診てきたものだと思います。
いわゆる無医村にも赴任しておりましたし、大腸癌で亡くなった父の治療を始めがん治療も行っていましたが、そのように集学的な治療を要する疾患にも対応してきました。
そのために、専門分野での知識量は専門の方に負けますが、広範囲な知識と経験があります。
これをぜひ皆様に役立てたいので、なんでもご相談ください。
上に記載した通り、その立場が自分であったらということを考え方の基本として、一緒に考えさせていただきます。
分野が違いそうに思われることでも、麻酔科で全身麻酔を多く手掛けた際に、他の様々な診療科の先生のお考えなども理解しておりますので、何か役立てるかもしれません。
その際にはご相談ください。
診療科目
内科では、診療理念にも掲げたような生活習慣病を中心に診療を行います。
高血圧や高脂血症(脂質異常症)、痛風(高尿酸血症)、糖尿病などの病気は、当初全く自覚症状がなかったり、場合によっては快調になったりします。
しかし、正常の状態から外れた期間が長引きますと、そのために様々な重篤な疾患を生じることが多くあります。
脳梗塞、脳卒中、心筋梗塞、、慢性腎不全などを起こす前に適切に治療を行うことが重要です。
当院では生活に則した治療(薬に限りません)を、患者さんと相談して取ります。
健診(検診)はあなたの体を大事に使っていくためのとても重要な情報です。
せっかく受けた健診は当院で無駄なくお役立ててください。
いわゆる感冒や鼻水、下痢・嘔吐、腹痛や頭痛、喉痛、めまいなどの急性疾患に関しても適切な治療を行います。
また、とりあえず不快な症状があるもののどのような診療科にかかればいいか分からないといったことにも当院で治療可能なものに関しては適切に治療を行います。
また、より専門的な診療科の治療が好ましい場合には、適切に紹介を行うことを心がけています。
もしも、自分や家族がそのような状態にあったらどうするか、を常に考えて診療にあたらせていただきます。
自費診療
丸山ワクチン:がんの治療として古くから用いられている薬剤です。効かないといわれる先生もいらっしゃいますが、著効した方も経験しています。誰が効くのか分からず作用機序も不明ですが、注射で簡単に投与できるため希望される方にはお使いしています。ご相談ください。
「AGA」に対してプロペシア及びそのジェネリック品「ED」に対してバイアグラのジェネリック品の相談と投与を行っています。